ちょっと嫌なことがあって、鬱々とした気分の夕方。気分転換にお散歩に行こうと言うと、娘は大乗り気なのに、息子は足が痛いから嫌だと言います。チビ二人残して出かけるわけにも行かず、思い通りにいかないことに対して、さらにイライラが募ります。
その時、目に留まったのが、たまたま図書館で借りていたこの本。
早速開いて、子どもは放っておいて、自分のために声を出して読み始めたら・・・。ページをめくっていくうちにどんどんエスカレート。童謡あたりはかわいらしく歌っていたのに、「いい湯だな」では「ははん♪」なんて一人で合いの手も入れてしまいます。
最後の「どうにもとまらない」に至っては、昔の十八番だったせいもあり、パンチを聞かせて熱唱です!子どもにはちょっと聞かせたくない歌詞かも・・・なんて考えたりしないのです。
気がつけば、子どもも横にくっついて、楽しそうに聞いているし、私のイライラも見事に解消されたのでした!
でも、一つだけ不満があります。
大好きな「神田川」、途中が省略されているのです。せめてワンコーラスくらい気持ちよく歌わせて〜!