今回、堀内誠一さん関連の本を読み進んで、堀内さんの旅人の側面を知りました。
側面といっても、ご本人の中で仕事と旅の区分けがどこからされていたのかはわかりません。
才能があった方だけに、旅のこともこんな風な本になると、仕事と旅と区分けするのはさらに難しそうです。
旅先からも友人に手紙をたくさん送っていた方だけに、こうした旅行の詳しい内容が雑誌に連載になっていたのも、読者へのサービスであるかのようにも思えます。
こうして、一冊の本として堀内さんの旅の軌跡をたどることができるのもファンとしては嬉しいもの。
この旅の一コマも挿絵や絵本などにも活かされていることでしょう。
堀内さんというと、一度行った場所の地図は時間が経っても書くことができたそうです。
膨大な知識量と共に、絵のセンス、どの本を読んでも堀内誠一さんのすごさを感じてしまいます。
旅行好きな方がいらしたら、堀内さんが旅された頃と今の様子を比べてみるのも楽しそうです。