小学3年の国語の教科書に、この本が紹介されていたので、手に取ってみました。
心の動きを感じ取る・・・というのが、3年生になると出てくるテーマだと、何かの本で読みましたが、まさに「心」がテーマのお話。
女の子向けのお話かなぁ・・・と思いましたが、主人公の男の子が心の冒険に出ているような、意外とスケール感のある内容でした。
叱られてばかりで心が苦しい。
自分自身も心が苦しい。
そんな切なくなるような悩みを持った少年が、本当は自分はどうありたいのかということを子供ながらに探り続けています。
「ココロを入れ替える」ということを考えさせる、題材が光る作品です。