シャキット町のサッサさん。
なんでもパッパと片付けるサッサさんの口ぐせは、
「ちらかってるのだいっきらい」
そうやって、何でもかんでも、さっささっさと片付けていると、大切なものを落としてしまいました。
それは、小さな『っ』でした。小さいけど、これがないと、本当に困ってしまいます。
さっさと片付けることも大切ですが、そこにも程度があるんだよということ、気づかせてくれました。
のんびり、確実にすることで見えるものあるし、見落としてはいけないものがあること、改めて教えられました。
作者の中山千夏さんて、あの中山千夏さん?名子役、俳優、小説家として活躍。確か議員さんのお仕事もされていたようでした。そして、絵本の世界にも進出。
色々な方とコラボしているようで、他の作品もぜひ読んでみたいと思いました。