こういうときの「山」って、「おとうさん」だったり「おじいちゃん」だったりの擬人化されている時が多いのですが、この作品の場合は最後まで本当に「山」でした。
でも、途中経過のシーンは、やはり何かを擬人化しているような動きをしてるところもあり、作者が何を意図して、この山を描いたのかとても気になるところです。
ただ、これを読む子どもたちはきっと、ありのまま・このままを受け入れちゃうんだろうな〜とも感じました。
よく見ると、表紙に描かれている山の絵には、細かい線でいろいろ描かれていて、じっくり1つ1つ解読するように見ても楽しいです。
とても不思議な作品ですが、個性的で面白かったです。