おかあさんのおかえりが遅くなった日のこと。
妹はもうすぐ泣き出しそう。
ぼく、こまるよ。
その時、街頭のあかりのところに、なにかがうかんだ。
それは…おばけ。
でもね、そいつ、へんなやつなんだ。
「いっしょにあそぼ」だって!
それに、ぼくのことを「おにいちゃん」て呼ぶんだよ。
ぼくと妹のチコと、おばけは、三人で、夜空を飛んだんだ。
可愛い絵とお話です。
でも、うちの息子には、このお話の大変面白い部分である、星座の存在が今一歩理解できなかったよう。
星と星を結んで形を想像することは、結構学年が上になってからのような気がします。
せっかくのお話なのですが、息子には今一歩でした。
でも、このお兄ちゃんは大変頼りがいのある、素敵なお兄ちゃんですよ。