おはなし会で、読んでいただいた絵本です。
この絵本は、おはなし会でのおススメ本で、
野菜の葉っぱを見せてから、次のページで
その葉っぱの野菜が出てくるという内容です。
この絵本は、縦型の絵本なので読むときに
しっかりとページを折っていないと、
下側に来るページが浮いてきてしまって、
部屋の照明によっては、光が反射してしまい
見づらくなっていたので、当日はあえて一番
後ろの席で様子を見ていました。
おはなしのお部屋では、反射することはなく
大きな野菜の絵がしっかりと見えて、良かったです。
年配のメンバーからは、『この間、おはなし会で
この絵本を読んだら、来ていた親子のお母さんが
ゴボウの葉っぱを見せても何の野菜か分からなかったのよ!』
とびっくりされていました。
野菜のお勉強にもなります。
葉っぱを見せてから、『何の野菜かな?』と言って
お話を進めるとクイズのように読めるので、
お話を聞きに来ていた3歳の男の子も、『おいもだ〜!』と
言って喜んで聞いていました。
和歌山静子さんのはっきりしたタッチの絵で、見応えが
あります。絵を見ているだけでも楽しめますので、
来ていた赤ちゃんもお利口にお話を聞いていましたよ。
【事務局注:このレビューは、「どんどこ どん」こどものとも年少版 2008年10月号に寄せられたものです。】