大変まじめで正直な執事、バティスト。
曜日ごとに決まった服を着、過去のご主人からの推薦状や感謝の手紙が心の支え。
犬と一緒に寂しくすごし、虚しく思っていたところで見つけた求人。
変わり者の伯爵の下で働くことになりました。
バティストさんはとにかく優秀です!
一回、犬を追いかけながらお城の中を走り回っただけなのに、どこに何のお部屋があるかだけでなく、どのようなものがおいてあり、何が飾ってあったかまで記憶しているんですから。
そんな優秀でまじめなバティストさん。
伯爵の物の名前はおかしい!私が新しい名前をつけるという提案に振り回されることに。
バティスト改め何か持ってくるさんはその伯爵の思い付きも忠実に守るものだから、最後は思わず笑いのこぼれること。
読みながらくすくす笑っていました。
1章から3章までありますが、3章のために12章があるので、最初はつまらなく感じるかもしれません。