ニューヨークに住むフェントンの友人・マックスがフェントンの家に滞在することになります。
初めは大喜びのフェントンでしたが、都会育ちのマックスは田舎の暮らしを理解しようとしません。
最先端のニューヨークから田舎町に来たら、こんな風になるのかもしれないと思いつつ、今までのフェントンとの関係はどうなるのか?が気になるところでした。
恐竜の謎の解明も含めながら、子どもたちが抱く問題も丁寧に描かれているのがこの本の魅力。
このシリーズを読んでいる時には、息子が「フェントン読んで」と毎日催促してきました。
息子の大のお気に入りは『プチ・ニコラ』シリーズ。時間があると何度も「プチ・ニコラを読んで」と言ってくるのですが、このフェントンを読んでいる時だけは、プチ・ニコラのことは言わなかったので、久しぶりにとても気に入ったシリーズだったようです。