5歳の息子に読んでやりました。いつも聴いている童謡のCDに「かにのとこや」というのがあるので、もしかしてその原作?と思いましたが、ちょっと違いましたね。でも、親子でわくわくしながら読んでしまいました。
かにが商売を始めようと、とりあえず始めた床屋。でもなかなかうまくいかず、やっと切れるようになったときは、全身毛だらけのたぬき。そのたぬきを切るのに3日もかかるとは、息子とびっくり!そして、そのおとうさんも切るために家族だけでなく、親戚、友人、みなみなかにを集めて!というのがちょっと笑えましたね。結局、かにのはさみは、商売柄ついたのかもともとついていたのかはわかりませんが、なんだかほっこりさせてくれるお話でした。かにっていつも正直ものなので、息子とちょっと同情しちゃいます。