図書館で見つけて長さん大好きな私は、早速借りてきました。子どもたちに読む前にパラパラめくってみると・・・緑一色・・・キウイ色の絵本だ!が第一印象です!
お話は、キウイの好きなじいさんが庭にキウイを植えたところから始まります。まず一年目、一本のキウイを植えたけれど、花がひとつだけ・・・二年目にはもう一本のキウイを植えます。(そうです!キウイは雄株と雌株があって両方植えないと、受粉しないんですよ。知ってた?)それでも花がひとつさいただけ。腹を立てたじいさん、翌年はもう水もやらずに、キウイの周りに穴ぼこを掘って毎日生ごみを埋めた。そしたら・・・キウイはキュイキュイキュイキュイ・・ツルを伸ばし、たくさんの実をつけます。じいさんは大喜び!!キウイの料理を考えます。
キウイジュース!フライドキウイ!??キウイじるこ!??? ははははは・・・
キウイはどんどん伸び続け、じいさんはキウイの中をおよぎます。お客がドアを開けると天井まで詰まったキウイがどどっと流れ出し・・・ここからのオチは読んでみてのお楽しみかな。。
6月に長さんが亡くなられて、もう新しい作品とは出会えないのかしら・・ととても寂しく思っていたので、本当に嬉しかったです。やっぱり長さんの絵は楽しい。
期待どおりの一冊でした。
ただひとつ!!どうしてフライドキウイの絵がないんだろう?子どもたちは期待して探していたので、あったらもっと面白かったような。。。なんてちょっと思いました。笑