主人公のぼくは、引っ越してきたばかりで友だちがいません。
公園にはたくさんの子たちが遊んでいますが、ぼくは、声をかけることができません。
ふと横を見ると、一個の雪だるま。
ぼくは嬉しくなって、その横に雪だるまを作りました。
次の日公園に行ってみると、ぼくの雪だるまの横に一個増えていました。
だからぼくは、その一個の隣に、また雪だるまを作りました。
でもその雪だるまが溶けてしまって……。
公園に子どもたちはたくさんいたけれど、声をかけるのは勇気がいります。
主人公のぼくは、雪だるまを通して、ぼくらしいやり方で友だちを見つけました。
雰囲気の柔らかい絵本です。
家に一冊いかがでしょうか?