すずきまもるさん 竹下文子さんの絵本は、小さな頃どれだけお世話になったかわかりません。
乗り物好きの子どもは、どの絵本も何度も繰り返して読みました。その中の一冊としてお気に入りだったものがこの「はしれ!たくはいびん」です。
毎日、道路で見ることのあるあの宅急便さんを彷彿させる表紙のイラストにくぎ付けです。
絵本を開けば、そこには、大人の私も知らなかった、荷物が届くまでのたくはいびんの仕事に驚かされます。
人の気持ちが、たくさん重なり合って・・ようやく自分の手元にまで届くのですね。
改めて便利な世の中だけれど、こんな風に色々な人の手に渡りながら受け取ることに感謝の気持ちを抱きました。