冬の夜、熱が出てきた「わたし」のために、
お母さんはサンダル履きで薬屋さんへ出かけていきます。
それをひとりで待つ心細さと、
逆にお母さんを心配する思いが健気で、かわいい。
熱が出ているせいもあってか、
心配ははてしなくとっちらかっていくのですね。
もちろん、無事に帰ってくるのですが、子どもがお母さんの
欠点も含めて全てを好きなんだということが伝わります。
いてくれるだけでいいっていうことが・・・!
自分自身の母に対する思いと重ねたり、
自分もダメ母だけど、こんな私にもわが子は
いてくれるだけでいいって思ってくれてるのかな〜と、
切なさやあったかさや、いろんな感情がまざりあって
泣けてきます。
・・・というわけでまだ自分の子に読めないでいます。