大人の私が図書館で借りてきて
ひとりで静かに読んでみました。
可愛らしい動物の出てくる絵本です。
ハタネズミは日の出を一緒に見に行こうと、
モグラを誘う。
私は読み終えるまで
モグラが明るいところへ出て
目が見えないということに気がついていませんでした。
読み返せば
ハタネズミが足元を注意していたり
手をひいていたり、
様子をていねいに説明していたり、
そんな絵と場面がいっぱいありました。
なんて心優しい
ハタネズミと仲間たち。
自然にわけへだてなく
一緒に日の出の美しさを見ようとしている。
モグラは 心の目で
その美しさを知る。
絵本やマンガで見るモグラの絵は
土の中から顔を出して
サングラスをかけているイメージってありましたね。
その程度の認識しかなかった私でした。(反省)
読み終えて感動しました。
素晴らしい絵本です。
弱い立場にいるものに対して
手助けをする優しさ、
いっしょに楽しもうとすること、
絵本から学ばせていただきました。