工事現場が大好きな4歳の息子が夢中になりました。
この本のすごさは、既にたくさんのレビューにかかれていますので、
あえて書くまでもないので、
息子が気に入った箇所のみを記します。
タワークレーンを操縦するおじさんの仕事風景です。
とてつもなく長くて、どう見ても怖い梯子を
一度登ったら、
夕方作業が終わるまで降りることはできません。
食事もトイレも操縦室で済ませなければなりません。
これは過酷です。
ほんとに頭が下がります。
カップ麺を食べている箇所で、
頑張ってるんだなーとなんだかじーんときました。
鈴木のりたけさんの絵本は、
食事のカップ麺や愛妻弁当とか、
家族の写真とかキーホルダーとか、
作業員たちのちょっとした持ち物がやたらとリアル。
だから、作業員の仕事内容をただ描いた本と違い、
その人の人間性までが現れているのがいいですね。
絵本の中の架空の世界の人ではなく、
親戚のおじさんのように見えてくるから不思議です。