13の美しい(そして最高に面白い!)わらべうたの絵本。
絵も、独特。不気味面白い?というか・・・何とも言えない素敵な絵なのです。詩と絵が相まって、不思議な世界観が広がります。読めば読むほど、じんわりとはまっていく絵本です。
ちなみに息子は、じゃがいも三兄弟がお気に入り。大蛇に出会って震え上がるじゃがいもの反応に、大喜びです。
じゃがいも三兄弟のような、韻を踏んだ読みやすい詩は、リズミカルに、少し早口で。そうでない詩は、すこしゆっくりと。最後の「おだんごどうぞ、おつきさま」の詩をゆっくり読むと、ちょうど落ち着いた気分で、絵本を閉じることができます。