雪の降る日ににんじんを2本見つけたうさぎがそのうちの1本を知り合いの動物にあげることから始まり、そのにんじんが、贈られてた動物の親切心からどんどん旅をして、まわりまわって、また、うさぎのもとにプレゼントとして贈られてくるというお話です。
動物たちがみんな言う「雪の降る日は大変だから」という言葉は温かく本当に心に響きます。子どもも「やさしいねぇ。」といいながら、見ています。
親には忘れかけていた心を思いださせてくれます。
また、子どもは初めて感じる人の優しさを理解でき、そしてまた、自分も人にそうすることができるようになればよいなぁとしみじみ感じる絵本です。
きっとやさしい気持ちがはぐくまれると思います。