写真絵本でした。
この作品に映し出されている森は、作者の住んでいる北海道のどこかの森でしょうか?
写真絵本というと、動物や植物、人間などをリアルに描いたものが結構多いです。
この絵本はちょっと作風が違いました。
どちらかというと詩人、工藤直子さんの詩の絵本みたいな感じです。
「いっしょだよ」って、何が一緒かというと、
生まれたばかりの“木の芽”は一人ぼっちじゃない。
次のページを開くとたくさんのきょうだいたちと、一緒に芽を吹いている。
特に「きのこは いっしょ よにんでいっしょ」のシーンはよかったです。
小学校の低学年くらいから、中学・高校生くらいまで、学校の読み聞かせなどにもお薦めです。
とても素敵な自然の森の中の写真ばかりなので、1枚1枚ぜひ、堪能してください。