新美南吉さんの「てぶくろをかいに」はいろんな方が絵を描いていてたくさんの絵本があります
黒井健さんはじめ10冊ほどあります
ひろのさんの絵は子ども達にも見やすいので 先日学校で読んであげました
きつねの母さんと子ぎつねの情愛
新美南吉さんの文章が丁寧に描かれていて 文学性のある作品です
お母さんは 以前に人間に怖い目にあったので 自分は怖くて 子どもとてぶくろを買いに行くことができません
だからこそ 子ども一人でいかせ 母親として 子どもを心配する気持ちが 良く分かります
母きつねは 葉っぱのお金じゃなくて 本物の白銅銀貨を持たせました
人間の帽子やさんも 優しい人ですから てぶくろを売ってくれました
大喜びで帰ってきたこぎつね 心配しながら待っていた母さんきつねはだきしめて 泣きたいほど喜びました
母の気持ちに じーんときます
ラスト 子ぎつねは 「人間ってちっともこわかないや」と言いますが
お母さんは 本当に人間はいいものかしら。 とつぶやくのです
母親の人間に対する気持ち 考えさせたれます
人間と動物の共存 動物たちも 自分の命を守るために真剣です
良いお話しです 子ども達にはどのように届いたかな?