イギリスの男性絵本作家ナップマンさんと女性絵本画家ミルウォードさんが手掛けた少年とドラゴンとの種を超えたふしぎな友情の絵本です。この絵本に登場するドラゴンたちはそれぞれに赤青緑黄色とみんなカラフルで綺麗な体の色をしています。
人間は自動的に、人間の子どもがドラゴンの子どもに出会うお話だと勘違いしてします。森で出会った見たこともないヤツの正体は、ベンジャミンと名乗る人間の男の子なのです。つまりドラゴン側の視点で
人間が未知の生き物として扱われているのです。
立場が変われば見方も考え方も変わる。そんなメッセージを
ユニークに伝えてくれる異文化交流絵本といえますね。