タイトルと表紙がとっても気にりました!
バクさんの仕事はこわいゆめを食べること。
みんなが眠っている夜に起きてきて仕事をするので、バクさんを知ってる者はいません。
こわいゆめは、こわいゆめほうちきが教えてくれます。
ベルが鳴り始めるとバクさんの仕事の始まり。
こわーいゆめにいちいち怖がるバクさんがおもしろいです!
でも仕事はきっちりこなすところが、かっこいい。
悪夢退治のあとの一杯がいいですね!
こわいゆめをみた後の心遣いにも、感心しました。
バクさんの仕事はとっても立派。
どんなにこわいゆめでも、食べることができるんですから。
でも、さみしいゆめは…?
さみしいゆめはどうすればいいのでしょう…?
涙を流しながら眠るヤマネコさんに、胸がきゅーっとなりました。
もしかしたら、毎日こんなゆめをみていたのかな…?
最後はほっと一安心で、よかったです。
バクさんの思いやりや優しさは、見習いたいものですね。
心があったかくなる、素敵な絵本でした。