うちには、買ってきたおもちしかないので、きねとうすでついておもちになるという過程が見られるこの本は、子どもたちにとって、新鮮だったと思います。
おもちをつくことをお仕事しているもちづきくんが、とっても楽しくおもちをついてくれるので、おもちの味も格別においしそうです。つきあがったおもちをたくさんの人でちぎって丸めているページなどを見ると、みんなで幸せを分け合っているようで、こちらまで幸せをおすそ分けしてもらったよう。
つきたてのおもちを食べたいなあ!と思わずにはいられない、食欲をそそる本でもあります。