『生命の樹』より少し前に発表され、アメリカで「コールデコット賞」を受賞している作品です。
作りは『生命の樹』と同じような形をとっています。
出版社からのお薦めの年齢が、小学校低学年からと、描いてありましたが、私はあまり低年齢のお子さんにはお薦めしたくありません。
理科や社会を習い、世界のことや星々のこと、歴史などに興味を持ったお子さんたちにこそ!読んでほしいです。
こちらはガリレオ・ガリレイの研究してきたことを、やはり丁寧な記録映画のように描きだしてくれています。
邦訳の言葉づかいは、ていねいに分かりやすく描かれていますので、小学校でも高学年くらいになったら、楽しめると思います。
こういう絵本は、1人でゆっくり堪能するタイプですし、読み語りなどに使うと、細かい部分が聞いている子どもたちにきちんと届かないので、お薦めできません。
どうぞ、ゆっくり読んでください。