ある日の月曜日、主人公のようこの前に、まっぱだかの男の子がいます。何者?
火曜日、帽子だけをかぶっています。
水曜日、帽子に靴をはいて裸で歩いています。靴っていいね、と便利さに納得しながら。
木曜日、とうとうパンツをはいています。みんなに見られるから、と。
金曜日、ちょっといいレストランで、なんと男の子がスーツなんか着ていてびっくり。ようこは涙が出ます。
土曜日、TVに宇宙服を着て恥じている男の子がうつります。
日曜日、ようこは河原で裸になってみます。
服や常識の意味、ものをもたない自由さと不安さ、いろんなものを暗示しているようで深い作品です。子供は、単純に、裸なので笑って面白がっていました。