おかあさんが「ごはんですよ」とサムを呼んだ途端に、
サムはひらめきました。そして、物を並びはじめます。
そして... という話ですが、
3歳くらいの年の子にありえる話だなぁっと思います。
実際、3歳の息子にはサムの気持ちがよく分かるようで、
次は何を並べるんだろうと目を輝かせて見ていました。
そして、本の中のサムも自分と同じように、
「3を数えるまでに、〜しなさい」と言われるところが
自分と同じ境遇で(っと言っても、ウチは10からの
カウントダウンですが)、そこも共感するようです。
逆に親の私は、3を数えてやっと来た子供に対して
サムのママのとった言動は、私とは大違いで、
逆にこのような寛容な態度をとりたいものだと
改めて思わされました...
こういう子供の日常生活の一コマが絵本のストーリーに
なるのは素敵だなと思います。
サムとお母さんの言葉のやりとりの面白さが分かるのは
3歳以上からかなと思いますが、
物を並べていくところとかは2歳からでも充分楽しめると
思います。お薦めです。