「ごはんよー!」とママが呼んでから、サムくんがキッチンにくるまでのあいだのお話。サムくんは、おうちの中で、身近なものたちを使ってとてもたのしい「ぎょうれつ」ゲームをしながらキッチンまでやってきました。
なかなかやってこないサムくんに、ママはしびれをきらすこともなく、怒鳴り散らすわけでもなく、ゆったりと子供のペースにつきあってあげています。
「今度からは呼んだらすぐにくるのよ」と釘をさすことは忘れませんが。
息子は、この本を読んで、すぐに「ぎょうれつ」ゲームを真似していました。最後にとうちゃーく!して「ママだいすき」するときは満面の笑みで。
おだやかな色使いの絵もステキです。