男の子は、毎日野原の切り株の上で、バイオリンの練習をしていました。
春、夏、秋、冬、周りの野花が変わっていったり、雑草が伸びたり、色が変わったりと、美しい森に癒されました。
春先、男の子のバイオリンに耳をおさえていた動物たちも、秋にはお客さんに・・・
こんなに毎日毎日、練習していたのは、お母さんに聴かせるためだったと知って、ほろりときてしまいました。
そして、その曲は・・・
少し切なく、でもあたたかい、感動的な絵本です。
息子の大きくなった頃の姿と重ねながら読みました。
息子にも音楽をやってほしいと思っているのですが、こんな優しい子に育つといいなぁ。