どいかやさんの絵本が大好きなのでこの絵本を見つけたときは中を見ずとにかく読んでみたいという一心で手にしていました。
いつも優しいイラストに癒やされ、登場する可愛らしい動物や人物に魅了され・・今回はどんなお話なのだろう?
そう思いながらページをめくってみると・・
最初の一ページで胸がドキドキするのを感じました。
うさぎが死んでいるというところから物語が始まっているんです。
そしてこの絵本はいつものどいかやさんの絵本とは少し違うのかな?と思いながらも最後が気になり読み進めました。
でもさすがはどいかやさんだなと思うのは「死」というマイナーイメージのあるテーマでもマイナーには決して思わせない生きた軌跡を誇りに思わせられるというか・・命の大切さを感じさせてくれるというか
読み終わった後に悲しさではなく、すがすがしさを覚えました。
どいかやさんがどのような思いでこの絵本を書かれたのか是非知りたいと思いました。