ゆるやかな坂道の一本道の
森に近い東の端には大きいおうちがあって
町に近い西の端には小さいおうちがありました。
表紙ウラに地図があって、位置が確認できます。
東の大きいお家のクマさんは、早朝から「森」で働き、
西の小さいお家のネズミさんは、早朝から「町のパン屋」で
それぞれ働いてて、誰とも話をせず、一人っきりでした。
二人は「誰かに会えるかも」ってそれぞれ、いつもとは
反対側へ向かって歩いて行きます。
でも…誰にも会えず、寂しく家路につく二人。
あまりに寂しい二人の状態に、息子たちも黙ってしまいます。
このまま?え、どうなるの?って不安げな様子です。
でも、無事に二人が出会ってお茶を飲むとホッと安心。
なのに、次の約束の日には嵐がやってきて…。
「わんぱくだんシリーズ」を書いている上野さんですが、
こういうお話もあるんですね〜。
3人でドキドキしながら楽しめました♪