観察をするということから生涯をかけてチンパンジーの生態を明らかにしたジェーン・グドールという女性を紹介しています。
チンパンジーが小枝をアリ塚に差し込み、アリを食べる様子をテレビで観たことがあり、道具を使ったことに驚いた記憶がありますが、彼女が最初に発見したのですね。なんかたとても身近に思えました。
子どもの頃から動物を観察していた少女が動物と話せたらいいな・・・と思い、アフリカに渡り、博士の研究を手伝うためにタンザニアに行き、チンパンジーの観察をします。テントを張っての生活は大変だったと思います。マラリアに罹ったりしながらも徐々にチンパンジーに受け入れられ研究しながら、いろいろ教えてもらったお返しに、動物と動物の住む森を守る活動をしているそうです。
動物を見ている少女のジェーンからチンパンジーにそばにいることを受け入れられたジェーン、そして年齢を重ねたジェーンの姿が本当に生涯をかけたのだなあっと思いました。こんなすてきな勇気のある女性のことを知ることが出来て良かったです。