今回初めて読みましたが、30年以上もみんなに愛されてきた物語だったのですね。
お話を読み進めていくと、読んでる皆さんも一緒に歌ってねと言わんばかりに楽譜が突然出てきたのにはびっくりしました。でも、ペチューニアが聞いた歌ってどんなんだったんだろうと気になって、そのうち私も楽譜を見ながら口ずさんでいました。
自分の声にコンプレックスを持っていたペチューニアだったけど、その声がみんなの役に立ったなんて素敵ですね。ラストではおかみさんが歌う自分のことを歌った歌を嬉しそうに満足そうに聞き入るペチューニアですが、せっかくだから歌ってみてよと言ってあげたくなります。上手とか音痴とかかかわらず、楽しそうに歌ってる歌声って、聞いてるほうも楽しい気持ちにしてくれると私は思っています。