『どこいったん』を読んで衝撃を受けたので、続編があると知って、すぐに読んでみました。あ、またぼうしです。うれしい!
今度は一匹の小さな魚が主人公。ピッタリのサイズの帽子がのっかっているのですが、実は大きな魚から盗んできた帽子。
小さな魚は「ちがうねん」と言い訳をしながら逃げます。でも大きな魚が追ってきていて・・・
前作を読んだことがあれば、結末はすぐに予想できるのですが、それでもやっぱりドキドキ。絶妙の間ととぼけた絵が楽しくて、厳しい現実でも、ニヤリと笑えます。
子どもには、前作よりコッチの方が分かりやすかったよう。セットで読みたくなる絵本です。