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はじめてのクリスマス(偕成社)

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ピアノ調律師」 ようのすさんの声

ピアノ調律師 作・絵:M.B.ゴフスタイン
訳:末盛千枝子
出版社:すえもりブックス
税込価格:\1,980
発行日:2005年08月
ISBN:9784915777363
評価スコア 4.29
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みんなの声 総数 6
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  • なかなか本格的ですよ!

     実は私自身がピアノ調律師。
    主人公の女の子と同じように、ピアノを弾くより中身に興味を持ったのは小学生の時でした。
     文字も多く、小さいお子さんには難しいですが、ピアノを習っている小学生の中学年からなら、「いつも音が鳴っている黒い箱=ピアノ」の中身がこうなっているんだ…とか、ピアノには演奏する人以外に直す人もいるんだ…と興味を持ってもらえると思います。

     調律の方法は日本で主流になっているものと異なりますが、ちゃんと注釈もあったり、最終頁には工具のイラストもあってびっくり!
     大人にとっては、大人の期待と裏腹な方向に向いていく子供の興味を、認めて受け入れる事も必要なんだ…と思わせられます。

     おじいさんが専任しているピアニストのおじさんのプレゼントが、女の子には何よりだったと思うし、この女の子はこの出来事を励みに、きっと調律師さんになるだろうと思いました。

    大人としては、子どもをこんな形で励ましてあげられたらいいですね。
     
    私自身の2歳の子供が、もうすこし大きくなったら読んであげるのを楽しみにしています。
     職業紹介の本としても参考になりそうです。

    投稿日:2008/04/24

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