これに似た感じのお話を東欧の昔話として読んだことがあるので、内容もそう?と思ったら、予想したものとは少し違い、途中の袋に入れられるところなどは、フランス民話の『ふくろにいれられたおとこのこ』を思い出しました。
息子に久しぶりに読み聞かせをしたのですが、途中から先が気になって私が読み聞かせするそばから自分で字を追い始め先に読んでしまいました。
確かに、バーバ・ヤガーに捕えられて逃げ出すところなどは、次はどうなるの?と先が気になるのはわかります。
カシの木を歯でかじり倒そうとするバーバ・ヤガーってあまりにもすごいですもの。
ランドセル・ブックスとして低学年の朝読書用に作られている本なので、集団に読み聞かせというよりは自分で読む本向きでしょうね。(淡い感じの色合いで遠目がきくという感じではないので)
バーバ・ヤガーが声を変えるところは、『おおかみと七ひきのこやぎ』風で、いろいろな国の昔話に少しずつ似たところを感じるお話でした。