『パイルドラバー』、『すいみんぶそく』と長谷川作品でのスマッシュヒットが続いたので、図書館で借りてみました。
今までの長谷川作品とは随分違う印象を受けました。
絵が普通なのです。そして、文章もわかりやすいのです。でも、すごく重みのある感動がありました。
簡単にホームランを打たせない、薄っぺらい少年の成長物語になっていない、地にしっかりと足のついた作品です。
文章が終わった後にも、この少年の成長は続いていくんだろうと思わせる希望に溢れたお話になっています。
いつも頭を悩ませる6年生の教室で読む本ができて、良かったです。