タイトルにインパクトはありますが、あまりにもかけ離れすぎていて、正直とっつきにくかった感はありました。
ただ、これは写真家の著者である横塚さんから見た自然界の危機を捉えた写真絵本でした。
正直、この本をサラッと読んだお子さんでは、「ゾウ」と「ポテトチップス」に何の因果関係があるのかピンとくる人は少ないと思います。
写真は可愛らしく見ごたえがありますが、
もしもこの作品を小学校の低学年くらいのお子さんたちに読み聞かせたり、紹介したりするときは、
人間が生きていく上で変えてきてしまった自然が、たくさんの生態系にいろいろな栄養を与えているのだと、
少しばかり解説が必要かもしれません。
ともかく、動物好き、写真好きには素敵な作品だと思います。