表紙の絵がかわいくて気になった絵本だったので、親目線で借りました。
絵とその何とも言えない世界感がとてもいいです。
かわいくて、ちょっと不思議な感じのする、グレーがかったパステル調を使った
とてもステキな絵。
ストーリーは、クネクネさんとそのお友達がマラカスの発表会を行う、という
とてもシンプルなものです。
単にマラカスを振ってばかりなので、乗物好きの息子は果たして好きだろうか、、と心配したのですが、もう夢中でした!
「チャッ ウー チャチャ ウー」など、
普通に読んでいるだけでリズムが取れて、とても楽しいのです。
マラカスの擬音語の部分は、音の強弱によっても、
フォント数が大きくなったり小さくなったりして、臨場感があります。
二次元チックな絵なのに、動きが出てくるような気がしてきます。
「チャッ ウー チャチャ ウー」のような繰り返しで40ページ続くのですが、
太鼓好きの息子は楽しかったようで、
一緒に「パーッ!」などと言って喜んでいました。
ちなみに、クネクネさんのタイツは私がとっても好き。
ステキで楽しくて手元に保存しておきたくなる一冊です。