なんとも不思議な読後感。ふわっと優しさが残る。なぜだか。
しかも一度読んだら忘れられない。なんだ、この絵本は。なぜだか魅力的。
マラカスの擬音が多くてとにかく読むのが難しいけど、ぜひなりきって読んで欲しい。もう思いっきりリズムにのって。
子供も身体を動かして聞いて欲しい、そんな一冊。
一生懸命練習すること、お友達が来る楽しみ、おもてなしの心、お友達にがっかりすること、ごめんなさいを伝える行動、伝わる安心感。
いろんな気持ちが交錯して、マラカスの音も個性豊か。
話半分に、こちらへ身体を向けて聞いていなかった12歳は、ところどころ振り向きクスッ。母は必死でシャカシャカ言いました。
ヤングアダルト世代にも読まれそうですね。そしてその母世代にもおすすめです。