ある村に住み着いたかえるは、そのきみの悪さから村人たちに全く受け入れられていない。村人には馴染めない。
そしてその村では日照りが続き・・・
「もしかしたら、自分の雨乞いの歌で雨を降らせることができるかも・・・村をすくうことができるのかも・・・」
自分のことを嫌い村から追い出そうとまでする村人のために、命を掛けて雨乞いの歌を歌い続けるかえる。
なぜそこまで?
そして今の自分は?
今の社会は?
読んだ人それぞれにいろんな思いが起こる・・・いろんな世代の人の心に響く絵本です。
何度読んでも涙が止まりません。
でも、何度も読んで、その答えを見つけたいと思います。