ユニコーンというと、なにか伝説的で神秘的な生き物に思っていたのですが、この本のユニコーンはとてもおとなしく、癒し系的存在です。
小さな王国の小さなお妃様に誘われて宮殿生活を始めるのですが、自然環境から離れて体調をおかしくしてしまいます。
やはり森の中で生き生きと走り回った方がいいのです。
はなしはそれで終わるので、ちょっと拍子抜け。
絵がかわいいから、許しちゃいますけど。
小さな王国の小さな王様は、森で見かけたこのユニコーンを連れてくるように、騎士に命じます。
王様の言葉をヒントに連れ帰るのは、お門違いの動物ばかり。
お笑い路線でも、和ませてくれました。