現在小1の息子とともに、シゲタサヤカさんの本は全部好き。
どの本も複数年にわたり、繰り返し繰り返し読んでいますが、
中でも私はこの「いくらくん」が一番好きです。
息子が1歳の頃から読み聞かせを始め、
5000冊を超える本を読んでくるとよくあるのが、
似たような本を読んだことがある、というデジャヴです。
でも、シゲタサヤカさんの絵本は、シゲタサヤカさんにしか作れない絵本ばかり。
イクラが主人公の本なんて、世界中にこの本だけでしょう。
突拍子もない設定から、物語の展開まで、
読むものの期待を大きく裏切ってくれます。
シゲタサヤカさんの発想力には毎度脱帽させられます。
注)絵本から、道徳的価値観や教訓や教育的要素とかは特にありません。そういうものを得たいという人には不向きです。