『うきわねこ』の蜂飼耳さんと牧野千穂さんのコンビ絵本ということで、
とても楽しみに図書館から借りてきました。
表紙からとても素敵です。
雪の日にだけあらわれる道。
その先にある、雪の日だけにあらわれるふわふわころりの家。
そこでうさぎのふうは、ゆきぐもにあるお願いをします。
そのお願いは、ふうの一番大事なおもちゃと引き換えにかなえられ・・・。
どのページもとても素敵な絵と文章で綴られていて見惚れました。
でもその美しさの裏に隠される切なさと悲しみが切なすぎて・・・。
とても素敵な冬の本ですが、私はこの切なさに勝てないかも・・・と思いました。
妹を想うふうの優しさが、美し過ぎてまぶしすぎました。
とても美しい本だと思います。