もぐらのバイオリン」 すずらんぷさんの声

もぐらのバイオリン 作・絵:デイビッド・マクフェイル
訳:野中 ともそ
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,320
発行日:2006年02月
ISBN:9784591090992
評価スコア 4.74
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  • 音楽は人の心を癒す

    • すずらんぷさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子11歳、女の子9歳

    一人きりで地面の下に暮らすもぐら。昼間はトンネルを掘り、夜はテレビを見たり静かに過ごしています。平穏だけど何か物足りない毎日。そんな時、テレビで聴いたバイオリンの音色に、もぐらは心を奪われます。「あんな風に弾いてみたい」と思ったもぐらは、バイオリンを注文し、毎晩毎晩、練習を繰り返します。
    長い年月をかけて徐々に弾けるようになっていく過程が、静かに丁寧に表現されています。もぐらの奏でる音色は最初は地上の木がしおれてしまうほど、ひどいものだったのですが、上達につれ、鳥や人が集い、多くの人が耳を傾け、しまいには争いを止める力をも持つようになります。
    地下でバイオリンを弾くもぐらと、地上で起こっている出来事を一枚の絵の中に表現する描き方が、このお話しの魅力をとてもよく引き出しています。
    「音楽って素敵だな」という思いをあらためて強く感じました。お気に入りのBGMを聴きながら、読みたい、読んであげたい絵本です。

    投稿日:2007/03/25

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