現在子供達は物の貸し借りができず、「自分の!」が強くすぐに独占してしまいます。その場で「お友達にどうぞしてよ〜できる?」と問いかけても効果なし。どうしたらできるようになるんだろうと考えている時に、この本を図書館で見つけました。この主人公を子供達にみたてて読もう!主人公の男の子は一人で三輪車に乗っていていろんな動物が「貸して」と言って来ます。でも「ダメ」の一言。動物達は皆で声をそろえて「貸して」と言います。そこで男の子は考えて「いっかいだけだよ」と言います。動物達は一つの三輪車に皆で乗って重そう・・。でもそんな楽しい乗り方に男の子は羨ましくなって「ぼくも〜」と。動物達は「いいよ〜」。皆で一緒に乗ってる姿がとっても楽しそう。子供達に「皆で仲良く使うって楽しいね。お友達にもどうぞできるかな〜?」と問いかけると「ぼく、どうぞできるよ。この男の子もどうぞできたもんね。」と。実際にまだ行動にはうつせませんが、少しでもそう思ってくれたので本の効果はあったのかな〜?