うちの子どもたちもおかたづけが苦手。ななちゃんのように、何でも大きなおもちゃ箱に入れればかたづけが出来たと思っています。
お絵かきをするからテーブルの上にあったおもちゃをかたづけるように言ったら、全て床おいてかたづけたつもりになっていることも(笑)
でもこの本を読んで、はっと気が付いたことが。母である私が、おかたづけの本当の意味をちゃんと子供に伝えていなかったのだと。おかたづけが上手に出来ないのは私の責任でもあると納得してしまいました。
おもちゃにはそれぞれ帰るお家があって、みんな自分のお家に帰りたいということ。同じ仲間同士でまとまっていると、遊ぶときに使いやすいこと。そして、一番はおかたづけした後のお部屋はキレイで気持ちが良いということ。早速息子に話して、一緒におかたづけする場所を考えてみたところ、驚くほどにおかたづけが上手に出来るようになりました。
同じ仲間を考えるのも楽しいようで、以前は仕方なくしていたおかたづけの時間が遊びの延長でとても楽しい時間に変わりました。
絵本を読みながら子供とおかたづけについて考えることが出来るのもこの絵本の良いところですが、絵本の最後にある大人向けに書かれているハッピーな未来につながるおかたづけもとても参考になります。
おかたづけをしたキレイな部屋で子供と幸せな時間を過ごしたいなぁと感じさせてくれるとても素敵な絵本です。