NHKのテレビ絵本でやっていて、我が家で大うけしたので、図書館で借りてきました。
「借りてきたよ」というと子供達が飛びついて読み始めました。
子供達は、木に徹している父親の姿、「僕に、話しかけても木なんだから話せないんだよ〜」と苦しんでいる父親の様子に大うけしているようでした。
「きはなんにもいわないの」の度に、笑っていました。
こんな風に夢中になって遊んでくれるお父さんっていいよね。
でも、私は、一方で、子供の成長をじっと見守る父親の姿を感じてしまいました。困難な場面に直面している息子に手を貸したくても貸せずに、力を信じて見守っている父親を想像してしまいました。
なかなか奥の深い絵本で、それゆえに、お勧めです。