欲張ることはよくないという戒めを持つ昔話は多く存在しますが、これは中国のお話です。
月夜の晩に山道を歩いていたランフー。
八月の十五夜に山の神様が月の光にさらしていた金貨を、そこにいたおばあさんから3枚もらいます。
欲張っておばあさんから3枚またもらうランフー。
そこで止めておけばいいものの、人間の欲望ってそこで収まらないのですね。
おばあさんがいなくなると、しょいかごにいっぱい拾います。
きっとここで終わらないのだろうなと思って読んでいると、ランフーは、家族も呼んで拾おうと思います。
ここからどうなるのでしょうね。
読み終わった息子、「かごじゃなくてさ、ポケットに入れておけばよかったのに」と言っていました。
私はどうしてかごとかご入った金貨を捨ててしまうようなもったいないことをしたのだろう?と思いました。
どちらにしても、少欲知足という生き方が一番いいのかな?と思いました。