子ども達が赤ちゃんの頃にも、私自身が小さい時にもこの本には出会いませんでした。
でも、このシリーズのナビでの投稿数の多さに興味を引かれて、たまたま今日行った歯医者の待合室で見つけたのを読んでみました。
直球でした。とっても、いいですね。
松谷みよ子さんて、短い文章で本当に子どもの心をくすぐるようなお話を書くのですね。こんなに簡潔な文章なのに、自分も一緒に車に乗ったり、「のせて、のせて」と言いたくなるような気持ちにさせられてしまいます。
他にも似たような話はたくさんありますが、ダントツに心地良い感じがします。
絵も華やかなものではありませんが、古臭さも全くなくとても素敵。ねずみが大群で出てきたところなど、私が大喜びしてしまいました。
最後のページでも車の行く先に楽しそうな遊園地があって、もうすぐ楽しいところに到着で〜す、というのがわかるので、皆で楽しく遊べるね、良かったねという気持ちになります。
我が家の子ども達には間に合いませんでしたが、0歳、1歳のお子様のいる方は、どんどん読んであげてくださいね。