カルガモのあかちゃんのフィフィは、おかあさん、おにいちゃん、おねいちゃんたちと逸れてしまって一人ぼっちになってしまった。おかあさんの言いつけをよく守ったフィフィだから、命が助かったと思います。牛蛙のモーじいさんに助けられて一人前に成長するフィフィは、よく頑張ったと思います。フィフィが空を飛べるようになった時「たいしたもんじゃ。そろそろじゃな。」と思うモーじいさんの気持ちは、きっと嬉しいと思う反面寂しい気持ちと交差していたんではと思うと切なくなります。きっとかるがものおかあさんの気持ちだったと思います。
村上康成さんの絵にも一杯勇気と感動ももらいました。かわいい絵で微笑ましいです。優しい気持ちになれました。